こんにちは、松っちゃんです🐼
今回は、これまでの記事を「初心者さんが学びやすい順番」でまとめ直すという趣旨で、記事を書きたいと思います。このことで、本ブログに遊びにきてくれた方々が、読みやすい順番に並べなおそうというのが今回の意図です。もし、これまでにも記事を愛読いただいていた方にも、松っちゃんなりの並び替えで、新たな発見があると嬉しいです。
松っちゃんについて
本サイトの運営は、わたしく松っちゃんがしています🐼
これまでにアクティブ投資に乗り出して、大きな損失を出す経験をした後に(2年半で1500万円😢)、自分なりのノウハウを構築してきました。
いくつかの基礎的な理論を堅実に学び、それらを取捨選択しながら組み合わせて、実際に相場で損益を経験しながら、できるだけ勝率の高いトレード方法を模索してきました。
後続の記事にも共通しますが、私はテクニカル分析でも、特にチャートという一次資料を重視しつつ、それを最も重要な根拠としてスイング・トレード(数日〜数週間での売買)をしています。
スイング・トレードの利点はいくつかありますが、大きなのは
✅チャートの大きなブレ(統計的な分散)によるダマシが少ない
✅チャートに張り付く時間が短くて済む(週末に環境整理、日頃は2日前後に1回チェックが基本)
です。特に、兼業投資家にはとてもフィットした投資手法と考えています。逆に、短期のスキャルピング(数分〜数時間内で売買)やデイトレ(1日内での売買)は、高頻度でのヒゲ抜けによる損切り注文の暴発といたダマシ、チャートに張り付かなければならない時間負担やリスク管理、ポジポジ病誘発の問題から、あまり初心者や兼業投資家には向いていないと考えています。
また、私のトレードでは、社会学と心理学の横断領域にて統計学の手法でPh.D.博士号を取得した知見も織り交ぜています。投資と関わるこれらの知識については、後々にnote記事にしたいと思います。
松っちゃんについて詳しく知りたい方はこちらから。
長期でメインに付き合う投資先について
勝ち続けるトレードをするにあたっての基本は、継続的な値動きのあるトレンドに則っている銘柄を選ぶことが大切です。さらに、それが超長期で継続していて、数年おきに大きな方向転換があって戸惑いながら損失を出すことがなく、視線を上か下にある程度は固定できることが、数年以上にわたったアクティブ投資をするときに大切です。
その上で、米国株インデックスが最良というのが、私の結論です。
理由は、超長期上昇トレンドで利幅が多く安定した銘柄だからです。他にも、FXによる為替、他国の株価指数、コモディティ、個別株もありますが、リスクとベネフィットを考えた時に、メインのアクティブ投資対象にするには、米国株インデックスが最適となります。もちろん、それ以外の銘柄は、サテライト枠での投資には良いと思います。
詳しく知りたい方はコチラから。
波動理論によるトレード実践について
トレンドの基本と「N字」波動
私の基本的なトレード手法は、トレンドフォロー(チャートを根拠に判断できる大衆心理の大きな市場の流れに沿った売買)となります。
そのトレンドの判定や、売買判断においてはチャートにおける「N字」による波動理論をベースにしています。その波動理論の根源には、ダウ理論やエリオット波動理論がありますが、私を含めた多くの中級以上のトレーダーは、それらの理論をたくさん修正したい部分があるはずです。
例えば、
✅「N字ブレイク」での単純なエントリーをしてはだめ
✅第3波動が1番長くなるなんて嘘っぱち
などです。
ただし、基本的な「N字」波動の考え方は、このダウやエリオットの業績をベースにしています。
トレンドと「N字」波動の記事はこちら。
チャートを根拠に損切り設定する方法
この「N字」波動理論の考えでは、エントリーやその後に期待される値幅の予測について、いろいろと修正をせまりたいところですが、とても強力な基準を提供してくれています。それは、「損切り」です。この損切りは、アクティブ運用において、資金分割とあわせて必須の習得事項です。これがなければ、自分の資産を守ったり、トータルで勝てるルールに基づいた売買ができなくなってしまいます。その損切りは、上昇トレンドではN字の直近の節目安値(下落トレンドでは逆N字の直近節目高値)となります。
詳しくは、こちらの記事から。
フラクタルな環境認識とMTF分析
この「N字」波動理論をベースに、私が高勝率のエントリーを模索するために組み合わせたのが、第一に複数時間への注目です。
複数時間軸が、入子構造になっていることをフラクタル構造といいます。20世紀半ば以降に、一部の数学でも幾何学の世界でフラクタル構造というのが流行っていました。これを元にしたチャートの認識が、フラクタルな環境認識となります。該当する記事がこちらになります。
さらに、そのフラクタルな環境を、チャートの複数時間足の相互の関係性にまで具体化させて認識を深掘りして、相互のトレンドの向きや、上位足のトレンド方向による影響力を優先させて総合的に相場を理解する手法を「MTF分析」と言います。
これにより、自分の目線が、トレンドの順方向なのか、逆方向なのかをチャートを根拠に把握しながら、効果的な売買ポイントを、ある程度つかむことができます。
勝率爆上げのエントリーをするためのチャートの見かた
以上の、
✅トレンドフォロー
✅「N字」波動
✅MTF分析
を組み合わせたのが、上位足でのトレンド確認、中位足での押し目買い&下位足の「N字」ブレイクでの、合体技エントリーです。スイングトレードの場合は、上位足=週足、中位足=日足、下位足=4時間足になります。これによって、上位足と中位足のバックアップのある中で、それと同じトレンド方向にある下位足の「N 字」ブレイクでエントリーして安定しながら利益を伸ばすことができます。
また、下位足が4時間なので、N字の波を形成するのに少なくとも12時間が必要になります。そのため、ある程度の目処を立てた時だけ、半日〜1日に1回はチェックしてあげれば良いので、生活時間を豊かに確保できるのも、スイングの良い点です。
間違えやすい「N字」波動のカウント方法
そうなると、チャートからN字をどのように読み取ればよいのか?が問題になります。特に、複雑なチャートでは、N字カウントに迷うことがあります。
そのような【迷いがちな「N字波動」のカウント】にフォーカスした記事が、次の3つになります。特に、持ち合い相場や、高いボラティリティの生じた後の、初心者さんが間違えやすい点を整理しています。
スイングトレードで資産形成する
保守的なスイング投資で億れる仕組み
さて、そのような米国株指数によるスイングトレードを、どのような資産管理の元で実践するのが良いのか・・・。
リスクの高い投資先としては、FXや仮想通貨もありますが、それらはレバレッジが25倍や100倍もかけることができます。高レバレッジが可能という選択肢があるうちは、人は欲を出しがちです。まずは、トレード技術や資産管理術を知らない段階でも、極端な大損をしない銘柄や環境を選択することが、相場に長く居続けるための初期に必要なことです。
米国インデックスの良い点は、複数の銘柄を合算していることから、値動きについて不意な高いボラティリティによる損切りの暴発が少なく、チャート値動きの予測可能性が高い点にあります。
このことをうまく使って、リスクが中くらいの10倍レバレッジで参入できるCFDでスイング枠を参入させ(総資産の3割前後を推奨)、指数から月にトータルで「+1%」の値動きだけつかまえることに集中してみてください。レバレッジがあるため、スイング枠の月利は10%になります。そのことが、あなたの資産形成でとても大きな力になります。
2〜3年で1億達成なんて夢物語をお見せすることはできません。しかし、10〜15年でみると、多くの日本人が1億円に達成できると、数値を根拠に想定しています。そのうえで、危ないポジションはできるだけ避けて、上にある勝率爆上げエントリーのパターンがくるのを待つ(1銘柄あたり月に1〜2回程度)ことが大切です。
メンタルコントロールって何で必要なの?
さらに、そのような資産形成やスイングトレードを安定的に実践するためには、メンタルコントロールがとても大事になります。もしアクティブ運用で資産形成できずにお金が減っているとしたら、無駄で確度の低いポジション取りが多いことが、まずもっての原因として考えられます。いわゆるポジポジ病です。そのような自分の精神状態と向き合うことが、最初の解決には必要になります。
おわりに
私は投資の情報発信を始めた時に、自己紹介の記事で次のように書きました。
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私は、
中級者レベルのトレード技術を得た
給与所得のある兼業投資家が
かなり広範な日本人に当てはまる理想の生活スタイルと考えています。
特に、
「給与所得」+
「長期積立投資」+
「マイルドなアクティブ運用(スイングトレード)」
の3つの組み合わせが【一つの最適解】だと思っています。
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いろいろな投資方法があるなかで、この考えはまだ変わっていません。
長期積立投資を主として、資産の3割で高い確度による「まったりスイング」を実践し、「月1%」の値動きをつかまえる。
ルーティン化することで生活時間は確保されながら、リスクは最小限に抑えつつ、長期積立投資だけでは得られないスピードで資産形成することができます。
読者さんが脱初心者となり、中級者に近づいてそれを実践するために必要なノウハウは、まだあります。今後も、松っちゃんのサイトをよろしくお願いします🐼
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