米国株価指数はNASDAQが週足下落トレンドへ
こんにちは、松っちゃんです🐼
定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。
先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。
*1点、8月初頭に上書き漏れがありました。ダウの月足上昇トレンドの確定です。謹んでお詫びの上、今回記事から修正してお届けします。
8月3週目の米国株価指数
この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
「⬇︎」が目立ってきました💦
日足では、全て下落トレンドです。
セクター別の強さ・弱さのお話は、先々週にしています。その時にも触れた構図ですが、ダウとRussell2000はまだ、週足の上昇トレンドのまま踏ん張っています💪
SOXとSP500は週足の上昇トレンドが終了し、陰線を連続させて直下型の力強い下落をしています。また、NASDAQの100と総合は、高値圏で週足レベルの潜在逆N字を作っていたのが顕在化して、現在は週足レベルの下落トレンドを確定させたばかり。
週足レベルの挙動をチャートで整理
分かりやすく、週足レベルの挙動を、下落の強い順から3分類して並べると、次のようになります。
週足下落トレンドが確定した銘柄=下落が継続しやすい
週足上昇トレンドが終了した銘柄
週足の上昇トレンドは辛うじて有効で、調整範囲の下落で耐えている銘柄
どこまで下落するのか?
8月下旬は重要なファンダメンタル上のイベントが控えています。内容によっては上昇する材料もあるでしょうが、テクニカル上ではまだ短中期的に下落をしていく可能性が高いと考えています。
ただ、既にYoutube動画で過去の暴落復帰のパターンを整理しているように・・・。
このレベルの下落は、暴落後の復帰プロセスで、最高値更新の前には毎回のように生じています。バックテストをしていた人は、慎重にポジションを外したり、アクティブに空売りを考えていたでしょう。
もちろん、「下落」ではなく「高値でレンジ」という可能性もありましたし、現在のレベルの下落まで深ぼらないという「中途半端な下げ」の可能性もありました。現在は、「中途半端な下げ」から「まあまあな下げ」に移行しつつあります。
現在は各指数で、月足上昇トレンドの調整下落へと足並みを揃えようとしている段階。その後の切り返し上昇は、いくつかエリアが想定できます。この辺りについては、下の動画で検討をしているので、ご参考いただければ幸いです。
私は現在、キャッシュポジションを厚めにしています。
7月にTwitterフォロワーさん限定で、レバレッジETFの利確を始めたというお話を伝えました。加えて、等倍ETFについても予定していた銘柄や口数の利確を終えています。
切り返しの目処は、数段階のエリアで想定しています。
✅月足レベルでは、各指数が揃って上昇トレンド中であること
✅暴落復帰中の最高値更新前の調整下落後は、全て切り返し上昇して最高値更新をしていること
を踏まえると・・・。
ここ1ヶ月近く申し上げているように「年に数えるくらいしかない押し目買いのチャンス」という認識に、多くの想定確率を割り振るのが賢明と考えています。
まずは、NASDAQ100の大きな上昇チャネルの下限で明確な「例のアレ」が日足レベルで出れば、それらのキャッシュをポジションへと戻していこうかと考えています。
もしそこで「例のアレ」が出なければ「行ってらっしゃい🙋♂️」。さらに下の切り返し想定エリアまで待って、「例のアレ」が出れば安く買い戻します。
もしそこで「例のアレ」が出なければ・・・。
→この繰り返し。まったり待ちます。
もし最終想定エリアを低確率で下抜けたら・・・。
そうなりそうな前には次のことを考えますが、キャッシュポジション厚めならダメージを少なく、さらなる押し目買いを狙うことができます。
私は、相場がどうなっても良いように
✅バックテストと現在チャート観察の比較を大事にする
✅根拠のないポジションは持たない
✅複数パターンに場合分けして「小さな損」を取って「大きな損」は取らない
✅中長期で「トータル勝つ」から逆算する
というのを大切にしています。
今後の投資判断のご参考になれば嬉しいです。
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