🇺🇸米国株価の複数インデックスと時間足の比較整理 2023.10.28.

テクニカル分析

米国株価指数は週足下落トレンド継続

こんにちは、松っちゃんです🐼

定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。

先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。

10月4週目の米国株価指数

この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
先週に引き続き、週前半は少し買いが盛り返しましたが、結局は売りこされました。

先週のポイントを振り返り

先週に私が強調したのは、およそ次の点✅です。現在のチャートを基に、その回答もセットにしてお示しします。

✅SP500の下落圧力が、週足no100MAや150MAにどう関わるか?
👉150週MAが若干のサポートとして機能したが割って下落、一緒に抜けた100週が次はレジサンスとして機能し下落が加速

✅ダウは、直近仮の月足安値を割るならどうアプローチするか?
👉月足安値を割るタイミングと一緒に、週足下落トレンドでは日足大陰線タイ。

✅Russell2000は、直近仮の月足安値を割ったが、真の月足安値へトライするのか?
👉そろそろ割れそう*数ポイントと僅差

実際のチャート

短期で気にすべきとしたSP 500は、私が注目していたポイントでテクニカル上の反応をしていました。

具体的には、①日足&週足の安値を割り、②150週MAがサポートとして一瞬機能するも、③200日MAがサポレジ転換して下落深掘り。④150週MAと100週MAを下抜け、⑤4時間足レベルで若干の上昇をするも100週MAがレジスタンスとして機能して下落のさらなる深掘り。⑥現在は月足1波動ぶんのフィボナッチ0.618戻し水準でストップして週足の確定。
という6ステップです。

SP500の4時間足チャートが次になります(レジサポを繊細に見るため4時間足)。

*SPが週足の確定を、150週&100週MAを割った状態で行ったのは、とても大きなインパクトがあると理解しています。

続いてダウです。以下のチャートは日足で表示しています。
私は「直近仮の月足安値(仮なのは潜在波であるため)を割ったら下落が加速しないか心配している」という趣旨の発言を先々週のYoutube動画にてしていました(リンクはこちら)。

その心配がちょうど当たった形になっており、今回の週足下落トレンドの中では、日足の最大陰線タイとなっています。*なぜこんなことが起きているか、イメージをしてみてください。次は、真の月足安値をターゲットにしているとみなければなりません。


そしてRussell2000。こちらも、先々週のYoutube動画と先週の記事で注意喚起をしていましたが、気にすべき価格である真の月足安値に肉薄しています。これは、年足レベルの安値割りでもあります。形としては、他の指数でいうとダウに先行しているような状況です。ここを割れると、かなりマズいことにならないか心配しています。


さてさてNASDAQ100。私は、今回のナスの下げが前回までとパターンが異なることに気づきを得て、次のようにリアルタイムのツイートをしていました。
ポイントは
✅週足の戻り高値で明確なダブルトップを作れる反発力がなかったこと
✅この弱さが今回の週足の下落波動の長さにどう影響するか注目したいこと

実際の現在のチャート先端は次の通りです。
下落の平行チャネル下限で止まって、若干の反発気味ですが・・・。
今回の週足7波動めは、下落波動で最も大きな値幅になっています。この後は、200日MA、150週MA、100週MAがターゲットになります。その場合、この週足7波動めのボラティリティが継続するなら、週足レベルでの下落平行チャネルの深掘り再規定が生じるかもしれません。*日足レベルの再規定は8月に起こっていました。

最後にS0X
この週では、200日MAで若干の反発をするも、日足の節目高値をつけることなく大きめの陰線で割って続落しました。そして、150週、100週MAが迫っています。

今後の見るべきポイント

来週で気にしたいところを重要度順に整理すると、次の安値を割るかどうか?となります。
✅Russell2000が真の月足安値を下抜け(年足レベルの安値割り)
✅NASDAQ100が下落の平行チャネル&200日MAを下抜け
✅SP500の月足レベルの上昇波に対するフィボナッチ0.618を明確に下抜け

特にRussell2000が真の月足安値を下抜けをしてしまうと、かなりマズいことになるのでは?と心配しています。この月足安値の下抜けは、週明け早々に実現するかもしれません(現物では既に割れています)。

この指数は、炭鉱のカナリアと呼ばれています。

周辺的な小型銘柄という性質をもった単一指数でのことではありますが、2022年の暴落が継続していたことになります。その事実が、他の指数を含めた米国株式市場の全体へ、どのような印象や影響を与えるか・・・。いまからしっかりと考えながら、ノンレバレッジ=等倍の資産も含めてポジションの取り方を考えておく必要があります。

ちなみに私の情報発信は、頻度として主にまったり数日スイングが多いですが・・・。
8月12日のフォロワーさん限定ツイで、7月にはレバレッジ商品(数週スイング)、8月には等倍米国ETFの利確をするとお話して実行しています。類似の発言は、本サイトでも書いており、キャッシュポジションをかなり厚めにしています。

月足レベルの調整からの絶好の押し目買いという認識はまだ継続していますが、Russell2000に続いて月足節目をいろんな指数で割り始めたら、かなりヤバいことになります。キャッシュポジションを厚くするとは、どのような状況になっても対応できるようにする、ということです。


それでは、本記事が今後の投資活動のご参考になれば嬉しいです。

もしよろしければ、ブックマークをしていただけると幸いです。

X(Twitter)Youtubeでは、米国株インデックスを中心に、リアルタイムでの情報発信をしています。
特に、X(Twitter)のフォロワーさんだけが限定で参加できる、不定期のYoutube企画をしています。
こちらも、よろしければフォローいただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました