米国株価指数は週足大陽線で上昇
こんにちは、松っちゃんです🐼
定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。
先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。
11月1週目の米国株価指数
この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
特徴は、短期的な暴騰により日足レベルの下落トレンドが終了しながら直上型の上昇をみせつつ、週足レベルの調整が発生したことです。また、ダウについては週足の下落トレンドが終了しています。

*注:これまでは、松っちゃん自身がトレードに使用しているのがGMO証券さんということがありmini先物のティッカー(NQ1!、ES1!、YM1!)を参照元として表示していました。が、作図の実際では限月の問題があるので、他のCFDティッカーも相互参照していました(特にUS100、US500、US30)。今回からは、各指数で一般的に米国市場の時間外取引が出来るものは「先物」、出来ないものは「現物」と表示します。記事内のチャートでは、これまで通り基本的にはUS100、US500、US30を使い、同一銘柄のティッカー間で微妙な検討が必要な場合にはmini先物も使うこととします。今回は、ダウの分析でUS30とYM1!で繊細な検討が必要な場面でした。
先週のポイントを振り返り
先週に私が見るべき注目点としたのは、次の3つ✅です。
✅Russell2000が真の月足安値を下抜け(年足レベルの安値割り)
✅NASDAQ100が下落の平行チャネル&200日MAを下抜け
✅SP500の月足レベルの上昇波に対するフィボナッチ0.618を明確に下抜け
これらは全て杞憂に終わり、日足で月曜から小さな陽線で2日上昇し、水曜からは大きな陽線で3日上昇しました。特に水曜日以降のファンダメンタル発表が大きな追い風となったためです。次で各指数を見ますが、日足レベルの陰線をつけることなく5日連続陽線、総じて週足レベルでは今年最大の陽線となりました。
実際のチャート
では実際のチャートを、松っちゃんがこの1週間で注目した順番で見てみたいと思います。
まず1つめはダウです。
ダウはティッカーUS30だと週足の下落トレンドを終了させる上昇となりました。これで、右下が低い「切り下げ型の不完全なN字」が形成されています。ただ、ティッカーYM1!だと、まだ週足高値を上抜けていません。どちらが大きな印象を与えるのか分かりませんが、積極的な買い方と、慎重な売り方にとっては、US30が週足の下落トレンドを終了させたことに注目をするでしょう。こういう時は、松っちゃんは現物も参照します。現物では、週足の下落トレンドを終了させる高値上抜けをしていました。そのため、上の一覧表では「ノントレ?」としています。以下は、ノントレを前提に進めます。
私は、無料のチャート・リテラシー記事で、いわゆるチャートパターン(Wボトム等)をN字波動に還元して読みとく大切さ、高値安値の関係で客観的かつ明確に場合分けする必要性を解説してきました(今回事例の該当記事はコチラ)。それが出来ると「確度割り振り」が出来るからです。
上昇に向けた確度が高いのは週足レベルの「高値切り上げ&安値切り上げ」が揃った時です。この状態になると、上昇トレンド発生が確定しています。
現在は「高値切り上げ&安値切り下げ」という状態の不完全なN字なぶん、確度が低い状態です。これは、下落トレンド終了を意味しますが、ノントレンド状態であって上昇トレンド転換ではないと、客観的かつ明確に分類できます。
もちろん、上昇する可能性は十分にありますが、N字波動理論で単一銘柄を特定時間足(週足)で見るとするなら、これからレンジになる可能性、下落を再発生させる可能性、両方がある状況です。そういったチャートを根拠にした確度の違いを分かった上で、管理されたリスク・テイクが出来るのであれば、買い=ロングを狙うのはOKだと思います。大切なのは、「分からないで得したor損した」ではなく「分かった上で得したor損した」です。どちらが学びや成長がなく反復できない投機に近いか、学びや成長があり反復できる投資に近いか、ご理解いただけるかと思います。
ただし、
✅米国の主要指数は月足レベルの上昇トレンド中
✅今回の下落は週足レベルでは下落トレンドを作っていたが、月足レベルではまだ上昇トレンドの調整下落の水準
✅後述のSP500では十分水準の調整下落を終えている(ただしNASDAQ100は・・・)
✅その中でダウの週足下落トレンドが他の指数に先んじて終了した
これらのことは、数字を図形化したチャートという客観的な根拠をもとに指摘できる事実です。
上位足=月足や他指数との関連を含めて、
👉リスク・テイクをするかorしないか
👉するとしたら、どんなリスク管理戦略を考えるか
これが、テクニカル投資の醍醐味であり、おもしろさでもあります。



2つめはRussell2000です。
Russellは2021年11月8日からの暴落で約34%も下落しましたが、その時の最安値が2022年9月28日につけた1630.1でした(先物)。先週末はそれに迫る1632.0まで下落しましたが、強力な買い支えが入って直上型の反発上昇となりました。「もしここを割れたらヤバいことになるのではと心配している」と発言してきましたが、とりあえずは回避されました。次に触れるSP500の「十分水準な下落」とタイミングが一致していたことも、買い方にとってプラスに作用したと言えます。
とりあえずですが、「米国のカナリアの炭鉱と言われる指数で、2021年末〜2022年冒頭から発生した暴落が再発した」ということにならず済みました。が、週足の下落トレンド中ということにはかわりがなく、さらに2ヶ月も直下型で下落してきたため週足高値までかなり距離があります。どこかで下落深掘りに反転しないか、その時に真の月足安値をターゲットにしないかには、注視しつづける必要があります。

3つめはSP500です。こちらは、少し繊細にみたいので4時間足ベースに週足MTFにしています。
私は、FOMC後の11月2日(水)の正午に、次のようなツイートをしました。上昇する場合の気にされる価格を指摘したものですが、こういうポイントでチャートは止まります。
https://twitter.com/Matsu_US_INDEX/status/1719916156994347234
基本的には、各ポイントで4時間足の陰線をつけて節目形成をしています。こういうテクニカル上で効く箇所はバックテストをしっかりしたら理解できるようになってきます(先天的な天賦の才能の問題ではなく、後天的な経験や学習の問題です)。それを予め想定して、トレード戦略に組み込むことがとても大切です。
また、底値圏でのチャートの挙動をご覧ください。
私が8月13日に公開した動画で、暴落後の上昇復帰の高値圏では月足レベルの調整下落が生じて、週足の100本や150本の移動平均線のあたりまで落ちて上昇復帰すると申し上げていました。この2つの移動平均線に絡まるように4時間足の逆三尊を作って上昇しています。なお、逆三尊形成では、4時間足単体で見ると高値安値切り上げの上昇N字波動が形成されトレンド転換しています(時間足が違うだけで、先のダウと関連させた理解を試みてみてください)。
週足下落トレンドに対して逆張りになりますが、上のような100・150週MAも頼りにリスクを取って上目線のエントリーをするなら、逆三尊ネックラインと150週MAが重なる価格を超えたタイミングでのロングエントリーが正攻法になります。また、私がツイートした薄い🔴では上昇N字を形成していますので、デイトレ時間ならその手前での利確・スライス利確、ブレイク後の新規エントリーやロット追加を検討すべきポイントになります。
今後のSPは、週足高値を超えられるかに注目をする必要があります。

4つめはNASDAQ100です。こちらは1時間足に週足MTFにしています。
🍆も、私の事前ツイの気にされる価格で節目を作っていました。現在は、ちょうど下落の上値抵抗ライン=平行チャネル上限で陰線を作って週足を終えています。週明けに、このレジスタンスを上抜けられるかが鍵になります。
それと合わせて松っちゃんは、週足レベルの上昇N字波動が確定するまでは、今回の月足レベルの調整下落で200日移動平均線に全くタッチしていないという事実には、気をつけておきたいと思っています。

5つめはSOXです。
こちらもSPと同様に、暴落復帰上昇後の高値圏での月足レベルの調整下落としては、十分な水準まで下げました。その判断基準は、週足の150本や100本の移動平均線あたりまでの下落です。今後は、下落の平行チャネルの上限を越えられるか、一つ前の週足下落トレンドの4〜5波動の切り返しで機能した100日MAを上抜けられるかor反発下落するかは、注目する必要があります。

今後の見るべきポイント
ここまでの環境認識をもとに、次週で気にしたいポイントを優先度順・段階順に整理したいと思います。
✅NASDAQ100は上値抵抗ラインを越えて上昇できるのか or 200日MAにタッチしていないのが気にされて下落するのか
✅SP500は週足下落トレンドを終了させる価格まで上昇できるのか
✅各指数全般で「直上型の上昇」が「トレンド型の上昇」となり安定した上昇転換を実現できるか
この週はファンダの上でもテクニカルの上でも、大きな変化がありました。
特に、上のMTF表示で示した各指数の週足ローソクは、SOXを除いて、今年で最大陽線となりました。
このような大陽線は、例えば昨年の暴落底打ち段階でも2022年11月7日の週に底値圏で出現しており、トレンド転換のサインとなることが多いです。NASDAQ100の例示をしておきます。

最後に、これまでの記事と関連する範囲で、松っちゃんのポジションの一部を紹介します。
数週スイング枠の一つで、SOXLを17.1台で購入しています。10月7日の記事でもSOXLを17.7で購入したと紹介していましたが、その後に微益撤退をして、今回はそれより安く仕込み直しています。
実は、SOXのチャネル下限と100週MAが重なる価格に相当するSOXL13.6で指値注文(アクロバティック・エントリー)をして放置していましたが、引っかからずに一度「いってらっしゃい🙋♂️」をしています。SOXに限ったことではありませんが、今回の週足下落トレンドでは5波動めの下落が高ボラだったため、その後の中途半端なエントリーは、上昇の確証が少ない中でのポジション優位性が担保できないため、月〜水は動きませんでした。
ただし、私の確度割り振りの思考法では、SP500もSOXも150週MA水準まで下げているので、買いについても一定資金を割く合理性がありました。FOMC後の動向を見つつ、SOXの200日MAの上抜けを確認して木曜の引け前に購入しました。現在は7.45%の含み益ですが、伸びれば月足高値がターゲットになります(その場合の想定利益70%弱)。もちろん、次週からNASDAQ100が200日MAを試すような下落があれば、少なくとも微益撤退をして、さらに安く買い戻します。


ちなみに私は、今年の6月中頃から7月末にかけて、ツイッターのフォロワーさん限定のツイを数度あげて、限定動画も出していました。チャネル上限にタッチしているので利確をしますというもの(それと連動して大きめの調整下落予告の動画を7月16日に一般公開)。そのタイミングで、SOXLを3回に分けて平均約27で利益確定しています。チャート・リテラシーをもとに、安く買う&高く売るを実践している一例です。
数日スイング枠の一つでは、NASDAQ100のショートを、チャネル上限で新しく入れています。過去にツイッターにも上げてきたショートのポジションもあわせて、現在のポジションの画像も一緒にお示しすると、次のようになります。利確はそれぞれで考えが違いますが、基本的にチャネルの中央点線の下ではイグジットしています。

10月7日の記事でも書きましたが、時間軸と銘柄を分散して投資するのは大切です。
来週から上昇になるなら、
👉数週スイングのSOXLを伸ばす
👉数日スイングは🍆ショートを建値撤退or損切り、トレンド発生を確認して押し目で安全な🍆エントリー箇所をまったり待つ
来週から下落になるなら、
👉数日スイングの🍆ショートを伸ばす
👉数週スイングのSOXLを微益撤退、深掘った箇所でテクニカルを参照しつつ安い価格で買い戻し
この繰り返しです。10月7日記事と基本的な発想が同じなのが分かるかと思います。
なお、週足下落トレンド中には、私は数日スイング枠でロングはしません *デイ枠は…⬇︎
✅週足下落トレンドの調整上昇で、数日スイングのショートを狙う。
✅月足上昇トレンドの調整下落で、数週スイングのロングを狙う。
N字波動とMTFをベースにした松っちゃんの方法論です。塾生さんには講義動画で詳細解説をしていますが、公開している無料記事をしっかり読んでいただければ意図をご理解いただけると思います。
具体的には①上位足でトレンド方向感の確認、②中位足の調整となる押し戻し、③下位足で上位足と同じトレンド方向にエントリー、となります。
*デイ枠はたまにしますし、その考えは既にツイでリアルタイム発信しました。
https://twitter.com/Matsu_US_INDEX/status/1720231843101126744
今回の記事では込み入った話題が多くなりました。読者さまの、これからの投資活動のご参考になれば嬉しいです。
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