米国株価指数はハイテクが押し目を作って切り返し上昇
こんにちは、松っちゃんです🐼
定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。
先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。
12月1週目の米国株価指数
この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
先週のポイントを振り返り
先週に整理した見るべきポイントとの答え合わせは次のようになります
✅連続コマ足を脱して上昇した銘柄(ダウ・SP・ラッセル)は、続伸できるか?
👉続伸できず停滞
✅NASDAQ100は、ダウやSPにつられて切り返し上昇か?SOXにつられて押し目深掘りか?
👉押し目を少し深掘って上昇
✅SOX以外の銘柄は、いつ週足レベルの押し目を作るのか?
👉NASDAQ100と総合は週足レベルの押し目を形成して高値目指し上昇中
となります。
実際のチャート
では、松っちゃんがこの1週間で注目した順番で実際のチャートを見てみたいと思います。
まずはNASDAQ100です。
ナスは週足レベルの押し目を作って切り返し上昇を始めました。切り返しポイントとしては、長期で聞いてきたラインと恒大集団前高値がテクニカル上のサポートになっています。
週足の押し目が来た場合にここが切り返しポイントの最初の候補にあがることは、11/24公開の動画の時点で指摘し、その後も同様の姿勢でチャートを見ていました。
Youtube動画での目処立て公開、X(Twitter)でのリアルタイムの発信をしてきました。もしかしたらご一緒されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
次はSP 500です。
こちらも恒大集団前高値が気にされていました。到達後は、まとわりつくようなコマ足の値動きをしていましたが、徐々にサポートされて上昇するようなチャート挙動に。現在は、月足高値をヒゲでミリ抜けして終えています。結局、7月末からの下落からの切り返し上昇では、週足の節目を作ることなく上げ切ってしまいました。これは、過去のチャートパターンにはない暴騰気味の上昇であり、現在の米国市場の力強さを目に見えるカタチにしていることになります。
続いてダウです。
ダウは先週に指摘した再規定されたチャネル上限で、この1週間も綺麗に押さえつけられています。
4時間足でみるとトリプルトップをつけているような状況です。今後、チャートパターン的にはトリプルトップからの下落をイメージしてしまいがちですが、このレンジを調整にしてチャネル上限の上抜けをする上昇になる可能性があります。
4つめはSOXです。こちらは先週に潜在レベルの逆N字を形成して下落していました。が、単なる押し目づくりになる注意喚起をしていました。ナスとも連動していましたが、この週の前半で押し目を掘って、上昇しました。今後は、週足の高値、月足の高値と上抜けていけるかに注目です。
過去のSP500を中心とした長期バックテストとの類似性としては、SOXだけが7月末からの週足下落トレンドの下げに対して、月足高値更新前に週足の調整下落を挟んでいる点は指摘しておきたいと思います。
最後はラッセルです。先週に頑張ったからか、息切れして休憩タイムに入っていますね。この点はダウに似た値動きでした。マイペースで上げていってもらえればと思います。
今後の見るべきポイント
ここまでの環境認識をもとに、次週で気にしたいポイントを優先度順・段階順に整理したいと思います。
✅NASDAQ100は、11/29の高値を上抜けるのか?
✅SOXは週足の3波を確定させて月足高値を上抜けるのか?
✅先に上昇して待っていたダウは、チャネル上限を超えてさらなる上昇を見せるのか?
✅ダウ、SP、ラッセルは、明確な週足の押し目をいつ作るのか?
となります。
また、この1週間で以下の動画をUPしました。前半部分ではNASDAQ100を中心にした分析、後半部分では短期投資で大切にしたい視点をお話ししています。ご参考いただければさいわいです。
それでは、本記事が読者さまの資産形成の参考になれば嬉しいです。
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