🇺🇸米国株価の複数インデックスと時間足の比較整理 2023.12.23.

テクニカル分析

米国株価指数は高値圏が意識されつつも上昇

こんにちは、松っちゃんです🐼

定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。

先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。

12月3週目の米国株価指数

この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
ポイントは、Russell2000の月足上昇トレンドの確定で、全ての指数が月足上昇トレンドで足並みが揃ったことです。

先週のポイントを振り返り

先週に整理した見るべきポイントとの答え合わせは次のようになります

✅NASDAQ100は、史上最高値の更新を実現できるのか?
👉上抜けて上昇

✅Russell2000は、月足の上昇トレンドへ転換できるのか?(2022年8月15日の高値超え)
👉上抜け上昇により達成

✅SP500とSOXは再規定された上昇チャネルの上限にどのようにアプローチするのか?
👉これからのアプローチに注視したい

✅ダウ、SP、ラッセルは、明確な週足の押し目をいつ作るのか?
👉これからの上昇チャネル上限へとアプローチと連動させて注視したい

実際のチャート

では、松っちゃんがこの1週間で注目した順番で実際のチャートを見てみたいと思います。

まずはNASDAQ100です。
12/19(火)に史上最高値を更新しました。翌日12/20(水)に利確の売りが入りましたが、4時間足レベルの上昇チャネルの範囲内です。これで、先週のダウ、SOXに引き続き、NASDAQ100も史上最高値を更新したことで、2022年暴落がキャンセルされたことになります。残すはSP500のみとなりました。

ただ、先週と比べると上値が重いようなチャートとなりました。来週は、上昇となれば保持ロットの含み益を伸ばし、下落があれば押し目買いを狙いたいところです。



次はRussell2000です。こちらは2022年暴落の月足レベルの下落トレンドが明確な底打ちをしました。さらに潜在的な月足の上昇N字を形成していたため、2022年8月15日の高値超えを達成した段階で月足レベルの上昇トレンドが確定しています。

他の指数と比べてレンジ期間が長かったですが、今後は最高値更新を目指して上昇していくと見なさなければなりません。明確なターゲットを見据えた投資妙味やポテンシャルという意味では、ラッセルは中期的に魅力的な対象となります。これまで相関してこなかった銘柄を同時監視しておくと、このようなことを理解した上で分散投資をすることができます。


最後に、共通点の多いSP 500、ダウ、SOXをまとめて見てみたいと思います。
チャート上の基本的な認識はNASDAQ100と同じになります。ただし、これらで気をつけたいのは再規定された長期のチャネルです。特にSPとSOXは近いタイミングでアプローチすることになると思います。そこに、SPは史上最高値が重なっています。

この1週間の上値の重さは、明らかにNASDAQ100の史上最高値更新に合わせた短中期勢力の利確売りが入っていたことが主な要因の一つです。SP500の利確売り、SPとSOXのチャネル上限アプローチ、この3つが重なるタイミングは、緊張感を持って臨みたいところです。

今後の見るべきポイント

全体としては、ここで取り上げている全指数とも堅調に上昇しています。
ここまでの環境認識をもとに、次週で気にしたいポイントを優先度順・段階順に整理したいと思います。
✅SP500は、史上最高値の更新を実現できるのか?
✅明確で値幅の狙えるスイング時間の押し目買いポイントはくるのか?
✅SP500とSOXは再規定された上昇チャネルの上限にどのようにアプローチするのか?
✅ダウ、SP、ラッセルは、週足の押し目をいつ作るのか?
となります。

また、この1週間で以下の動画をUPしました。
上にあげたSPやSOXのチャネル上限アプローチについての解説。明確で値幅の狙えるスイング時間の押し目買いポイントの考え方。について、それぞれお話をしています。ご視聴をいただけると幸いです🐼


それでは、本記事が読者さまの資産形成の参考になれば嬉しいです。

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