米国株価指数は揃って日足レベルの調整下落を開始
こんにちは、松っちゃんです🐼
定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。
先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。
12月4週目の米国株価指数
この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
ポイントは、各指数が揃って日足上昇トレンドの調整下落を始めたことです。

先週のポイントを振り返り
先週に整理した見るべきポイントとの答え合わせは次のようになります
✅SP500は、史上最高値の更新を実現できるのか?
👉年内の更新は達成できませんでしたね。
✅明確で値幅の狙えるスイング時間の押し目買いポイントはくるのか?
👉現在の日足調整下落は、押し目買いを狙うタイミングとなります。
✅SP500とSOXは再規定された上昇チャネルの上限にどのようにアプローチするのか?
👉年明けの1月は注視したいところです。
✅ダウ、SP、ラッセルは、週足の押し目をいつ作るのか?
👉現在の調整下落が深掘れば、週足の押し目になります。
実際のチャート
では、松っちゃんがこの1週間で注目した順番で実際のチャートを見てみたいと思います。
まず、NASDAQ100です。
こちらは、日足上昇トレンドの調整下落が開始しましたが(上画像)、それは明確な4時間足の上昇チャネルの下抜けによってサインがありました(下画像)。この後、切り返し目処を数パターン想定しながら、確度の高いところで発生した上昇N字のタイミングでエントリーすると、値幅の狙えるトレードになりやすい。・・・というのが、松っちゃんのノウハウになります。
現在のところは、2021最高値の価格で買いが集まって下ヒゲで上昇しています。一つ前の週足の節目安値を作って切り返す際にも、恒大集団前高値の価格で買いが集まって下ヒゲで上昇していました。似た現象ですので、既に日足調整下落の安値をつけている、という可能性もあります。もちろん、ここからさらに調整下落を深掘るかもしれません。高確度の上昇サインは、例のアレです。


続いて、共通性の多いSP500とダウです。
どちらも、10月27日安値と12月4日週の安値を引いた日足のトレンドラインでギリギリサポートされながら、年内の相場を引けています。ここを下抜けたら、中期勢による利確が入りやすくなります。
なお、🍆の同じラインは上画像を見ると、もう少し下にありますね。年明けに下げた場合、🍆のトレンドラインサポートでの買いと、SP500とダウのトレンドライン割れでの利確売りとが戦うことになると思います。そういった場所では下位足でレンジが発生しやすくなり、モミモミが終わったら上か下に抜けることとなります。そういう場所はあらかじめ予測ができますので、計画的なトレードに役立てることができますね。


さらに、SOXです。
こちらは、日足のトレンドラインでサポートしきれず、最終日に割れています。このSOXの下げは、🍆の4時間チャネル割れとほぼ連動しており、これからのSPのライン割れの先行現象として理解することができます。次は、日足安値と週足トレンドラインをターゲットに下落してきますので、それらのサポートまでに切り返すかを観察する必要があります。これらを割れれば、週足レベルの上昇トレンドの調整下落に入ります。

最後に、Russell2000です。
こちらも上記4銘柄と基本的には似た状況で、日足レベルの調整下落をしています。どこで切り返すかを見計らいながら心構えをする段階となりますね。

今後の見るべきポイント
全体としては、ここで取り上げている全指数とも、押し目買いを狙いたい状況です
ここまでの環境認識をもとに、次週で気にしたいポイントを優先度順・段階順に整理したいと思います。
✅各指数の押し目買いとなる切り返しはどこで生じるのか?
👉いくつか根拠となりうるヒントを本記事には散りばめています。それらに確率を割り振って心構えをしてみると、トレードをする上で「シナリオやストーリーを立てる」の意味を体験的にご理解いただけると思います。
✅ダウ、SP、ラッセルは、週足の押し目をいつ作るのか?
✅SP500とSOXは再規定された上昇チャネルの上限にどのようにアプローチするのか?
となります。
また、この1週間で、仲良くして頂いている先輩Youtuber・よっちゃんさんのライブ放送にお邪魔しました。私からは、技術的なお話(「銘柄固定・時間分散」戦略と「銘柄分散・時間固定」戦略を合理的に分けて考えるための解説など)もしています。
私だけではなく、よっちゃんさんのチャンネル登録をよろしくお願いします(多くの方は登録済みと思いますが☺️)。
本記事が年内で最後の記事となります。いつもご愛読をいただき、ありがとうございます。
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