米国株価指数は反発上昇し、過熱感ある中でも高騰
こんにちは。松っちゃんです🐼
定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。
先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。
2月1週目の米国株価指数
この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
全般的な特徴としては、日足の調整下落をしていたのが週の前半です。ダウやSP500は標準的な日足調整下落でその後に日足上昇トレンドを更新、グロース系は週足レベルの調整下落になり高値更新はまちまちです。小型系はレンジになっています。
先週のポイントを振り返り
✅再規定されたチャネル上限にタッチしたSP 500は、上昇を継続させるのか、一旦の下落に転ずるのか?
👉上昇を継続させました。
✅ハイテク・半導体の売り、インダストリアル・小型の買い支えというセクター別の構図は、来週はどう変化するのか?しないのか?
👉各セクター揃って、週の前〜中盤に売り、終盤に買いとなりました。が、小型は弱いですね。
✅昨年10月末から続くかなり急激な上昇は、月足レベルでいつ調整するのか?
👉SP500の上昇を見るに、もう一段の上昇を見てからの可能性を想定。
実際のチャート
では、松っちゃんがこの1週間で注目した順番で実際のチャートを見てみたいと思います。
まず、SP500です。
大きな再規定されたチャネル上限にあたって実体では上抜けられませんでしたが・・・
👉月曜に日足実体で上抜け
👉日足調整を挟んで再び上昇上抜け
👉4時間足レベルのレジサポ転換を経て
👉週足レベルでの実体上抜け
というプロセスとなりました。
このような大きめのチャネル上限を控えた暴騰気味の上昇からは、過去の事例と比較するとあまり無いパターンになります。それだけ、現在の米国株指数は加熱しているということで、先週はそれがテクニカルにも現れていました。しかし、SPが日足レベルの調整を経てチャネル上限を突破したということは、もう一段の高みを目指すことも想定しておく必要があります。
次はダウです。
ここ2週間で見てみると、ダウの上昇が最も堅調でした。
「チャネル上限にタッチしたい」という”熱い思い”が伝わってきます。
繊細に見てあげないといけないのは🍆100です。
2月2日(金)の終値、週足の確定では、ティッカー間の齟齬が生じています。
具体的には、1月24日の高値超えの有無について
CFD=US100では超えて週足の調整下落を終えています。
先物=NQ1!では超えておらず、週足の調整下落を終えていません。
こういう場合は現物=NDXを参照しますが、そこでは1月24日高値を超えて週足の調整下落を終えています。
総評としては、週足の調整を終えて上昇復帰とみなしたいところです。しかし、US100もNDXもヒゲ抜けレベルな事とNQ1!が超えていないぶんの一抹の不安がありますので、月曜日への注視が必要となります。また、SP500に引っ張られるなら上昇となりますが、次にあげるSOXはまだ弱いままです。
SOXは週の前半で大きくさげて、後半に盛り返すも、週足では陰線を2連続でつけています。週足レベルのサポートライン少し上で買い支えが入っているのがわかります。
最後はRussell2000です。
ラッセルは初期に規定されていたサポートラインを週足実体終値で明確に下抜けました。来週以降の注目度はSOXと共に上がると思います。
今後の見るべきポイント
ここまでの環境認識をもとに、次週で気にしたいポイントを優先度順・段階順に整理したいと思います。
✅ダウは、SOXとSPに続き、再規定されたチャネル上限にタッチできるのか?またNASDAQ100は?
✅先行指標になると言われるSOXとRussell2000の弱含みは、単なる上昇へ向けた調整レベルか? 他の3指数に先んじた月足レベルの調整下落の予兆か?
✅昨年10月末から続くかなり急激な上昇は、月足レベルでいつ調整するのか?
となります。
直近に出したYoutube動画が次になります。
そのままのシナリオは崩れつつありますが、例えば2月の🍆では上昇ウェッジの上段にMをもう一つ追加させるパターンになる等が想定できます。
そのタイミングとしては、次の「黒髭」候補はダウになります・・・。
https://twitter.com/Matsu_US_INDEX/status/1748724676724146678
それでは、本記事が読者さまの資産形成の参考になれば嬉しいです。
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