🇺🇸米国株価の複数インデックスと時間足の比較整理 2023.10.22.

テクニカル分析

米国株価指数は週足下落トレンド継続

こんにちは、松っちゃんです🐼

定期の米国株価指数(インデックス)の比較です。

先週の記事がこちらになります。
続けて読んでみると、気づきが多く得られると思います。

10月3週目の米国株価指数

この1週間の値動きを整理すると、次のようになります。
週の頭には若干の買い勢力もありましたが、その後は売りが続きました。

先週のポイントを振り返り

先週に私が強調したのは、次の点です。

トレンド転換は必ず偶数波動から発生します。
✅SP500長期上昇チャネルの下限で買いが集まるか?
✅Russell2000は月足レベルの気にされている節目安値を割るか?

結果としては
👉日足の上昇トレンドにあった銘柄は、偶数波が調整レベルにとどまらずにトレンドを終了させるか潜在逆N字を形成し、下落トレンドへと転換しつつあります。また、SP500は長期上昇チャネルの下限で買いが集まらず、Russell2000は月足レベルの気にされている節目安値を割りました。

2銘柄のチャートを見てみましょう。

まず、Russell2000。
こちらは週足の実体で、直近仮の月足安値(3/24)を割りました。次のターゲットは、昨年9/28につけた、真の月足安値です。これを割れれば、月足下落トレンドが進行することになります。より俯瞰的に見ると、2021年末〜2022年初頭に始まった暴落が、Russell2000という銘柄においては再開した、となります。そのインパクトが、他の指数へどのように波及するかは分かりませんが、一定のネガティブ要因になることは確かです。


次にSP 500です。SPは、4時間足で見るとチャネル下限で若干の買いが集まって揉み合う様子がありましたが、日足レベルでは直下型で下落しています。そして週足レベルでは、10月1週目にはヒゲ抜けで押し戻していたチャネル下限を実体で明確に下抜けています。さらに、日足安値、週足安値までの距離はわずかで、ここを割れれば下落はさらに加速する可能性があります。

今後の注目ポイント

これから注目したいのは、大局としてはどこまでこの週足レベルの下落トレンドが続くのか?という点です。標準的な暴落後の復帰における高値圏での調整下落の場合は、先般の動画で解説をしています。


✅短期視点
今回の記事との関連では、SP500の週足安値割れ後の下落圧力と、サポートとなる週足100MAと150MAの上昇圧力が、現在の不安定な国際情勢等のファンダメンタルも加味しながら、どのような攻防をするのかに注目する必要があります。

✅中期視点
NASDAQ100やSOXも週足安値を割ろうとしていますが、それよりも私はダウの直近仮の月足安値に注目しています。先に見たようにRussell2000は類似の月足安値を割れました。NASDAQ100もSOXも月足レベルの気にされている安値まではある程度の距離がありますが、ダウは値幅で1.5%くらいにまで迫っています。Russell2000とダウの月足レベルの節目割れが起こるのか?起こった場合には、他の指数へどのような影響を及ぼすのか?これに注目しています。

ちなみ私は、先々週からの記事と合わせると・・・
👉数週スイング(SOXL)はポジションを解消して次の機会を伺い
👉数日スイング(NASDAQ100)は利益を伸ばしています

それでは、本記事が今後の投資活動のご参考になれば嬉しいです。

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